Herringbone

保管上の注意

  • 水がかかりやすい場所、湿気の多い場所、直射日光の当たる場所での保管は避けてください。
  • 保管には、水平な場所に同じ高さのリンギを置いて水平に保管してください。

施工前に注意

  • 合板接合部の目違い、合板の貼り込みが合っているか確かめ、表面にゴミ・ホコリ等が残らないように掃き掃除してください。
  • 施工前に接着剤を塗布していない床に仮並べをして色柄を確認してください。

施工方法

  1. ヘリンボーンフローリングは長手方向にオスザネ、メスザネが有りますが、エンド部分はオスザネが有りません。(すべてメスザネとなります。) そのためメスザネ同士で突き付けになる部分が出てきます。気になる方は合板などで「雇いザネ」を作って入れるようにしてください。
  2. ヘリンボーンフローリングはスミ出しをした部分だけフローリング用ステープル釘と接着剤で止め、その他の部分は2液性の工ポキシボンドで接着工法にて施工してください。この際、ウレタンポンドを使わずに必ずエポキシボンドを基準線以外全面に塗布してください。全体をステープル釘と接着剤にて施工する場合はウレタンポンドでも可能です。なお、エポキシボンドの場合はオープニングタイムを必ず守り、混ぜた後15~20分以内に必ず接着してください。
  3. 接着工法で施工した箇所は、施工直後にすぐにウェイト(重し)を1日置いて、下地材と床材の間の空気を完全に抜くようにしてください。
    ウェイトを置かないと突き上げ事故の原因となります。接着工法の場合は下地のごくわずかな不陸が床材の段差等になって現れますので、下地を水平にしてください。
  4. 施工後、高温になったり湿度が高い状態になる可能性が有る場合は、0.3mm程度の隙問を設けてください。
  5. ヘリンボーンは墨出しを行う時、45度線と直行線の両方を下地に付けた方が施工がしやすくなります。
  6. ヘリンボーンは壁面の長さを測り、そのセンターから墨出しし、左右の壁面との納まりが均等になるように割り付けると見た目がよくなります。
  7. 床の面積や形状にもよりますが、壁際等斜めに切断割り当て施工されるため、数量は床面積より多めに必要となる場合もございます。
  8. 壁際は巾木で隠れる程度の隙間を設けてください。

施工上および施工後の注意は、[無垢フローリング施工上の注意]をご確認ください。

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