日常の注意ポイント

日常の注意ポイント

水濡れ・雨濡れ

無垢フローリンクに水は大敵です。長時間の雨漏れ、水漏れは製品のシミや汚れ、膨張などの原因となりますので速やかに拭き取ってください。特に自然塗装品は水濡れにより、変色しやすいので注意してください。キッチン・洗面所など水をよく使用する場所では、水切りマットを敷く等の対策を行ってください。

重量物・家具

冷蔵庫やピアノのような重量物の脚部には、必ず保護板などでフローリングにかかる重量を分散させ、キズやへこみを防止してください。
又、キャスター付きのイスやワゴン等を使用されますと、床材表面を傷める恐れがあります。使用される場合は、カーペット等を敷き表面保護をしてください。
テーブル、イスなどを引きずりますと床材表面が損傷します。脚部に布やゴムキャップ等を用いて保護してください。

  • ゴムキャップは種類によって床材を汚染するものがありますのでご注意ください。

暖房器具の温風が直接当たると、床材の割れや目隙を引き起こすことがあります。使用する場合は、遮熱性能のあるシートを敷き、直接風に当たらないように防いでください。
床暖房をお使いの際はフローリングの上にカーペットや絨毯を敷いたり家具を置かないでください。熱ごもりにより目隙や色やけ、形状変化を引き起こします。また、電気カーペット・こたつ・温風ヒーター・ストーブ等の暖房器具を併用しないようお願い致します。

直射日光

木材は天然光線中の可視光線成分や紫外線成分を吸収して自らも変色していきます。その結果として、光の当たった部分とそうでない部分で色差が出ることもありますが、天然木の特徴である経年変化ですのでご理解ください。
特に光が強く当たる場合には、カーテンやブラインドなどで日差しを調整することを推奨します。日焼けによる変色や割れを防ぐことができます。

密閉住宅の場合

木は呼吸し生きています。無垢フローリングは調湿作用がある為、いわゆる高気密の密閉住宅では伸縮することがあります。
室内の湿度を45% ~ 60%に保つように、加湿器等でコントロールをしてください。

その他・注意事項

  • 洗濯物の部屋干しによる湿度の上昇や冬場の結露などは床材に影響を及ばす可能性がありますのでご注意願います。
  • テープ等の粘着物は湿気等の要因で、粘着力が強まる可能性があります。フローリングに直接貼り付けますと、塗装剥離の原因となりますのでお止めください。
  • 有機溶剤等は、化学変化を引き起こし、床材を傷めるものがありますので注意してください。また、金属の中には化学反応を引き起こし、床材を変色させるものがございますので、取り扱いには注意してください。
  • 湿度が高く通気性の悪い場所では、床材にカビが発生する場合があります。 メーカーによってはカビの除去用クリーナーも販売しておりますが、まずは専門業者にご相談することを推奨します。
  • ペットが床を歩行する際、爪により床材に傷が付く恐れがあります。
  • 本ホームページに掲載している製品はすべ内装用ですので、外装使用はご遠慮ください。