メンテナンス

メンテナンス

定期的なお手入れ

ウレタン塗装品の場合

掃除機でゴミを吸い取り、細かい塵やホコリ、汚れを固く絞った雑巾で取り除いてください。汚れが落ち切らない場合、中性洗剤を溶かしたぬるま湯を使い、よく絞った雑巾で拭いてください。その後、乾拭きをして水分や洗剤を拭き取ってください。

自然塗装品の場合

自然塗装品の場合、目安として年に 一度、自然塗料を塗ることを推奨します。まず塗料を塗る前に、塵やホコリを掃除機や乾拭きにて取り除いてください。特に気になる汚れやシミは、サンドペーパーを木目方向にかけて落としてください。 ※サンドペーパーはこまめに取り替え、削った際に出た木粉も取り除いてください。塗装前に巾木などに塗料が付着することを防ぐ為、マスキングテープ等で保護してください。 ※マスキングテープは内装用を使い、乾燥後早めにはがしてください。
塗料を布等に含ませ、よくのばしながら、木目方向に塗り込んでください。
塗装後は、乾いたきれいな布で表面を拭き取ってください。
自然乾燥させます。乾燥時間は気温や湿度など気候に左右されますので、塗料の取扱説明書をご確認ください。

  • 木材は自然塗料を内部まで吸収しますが、吸収量には限りがあります。過剰に塗布した場合、吸い込みきれなかった塗料が浮き上がってくることがございます。乾燥に時間がかかるだけでなく、べたつきや塗装ムラの原因となりますので、乾拭きにて拭き取ってください。
  • 必ず目立たない部分で試し塗りを行い、問題がないことを確認して使用してください。
  • 塗料が付着した布は自然発火する恐れがありますので、水で濡らしてから処分してください。
  • 塗装・乾燥の際は換気を行い、風通しを良くしてください。
  • 上記は一般的な手順ですが、正確な手順については使用する塗料の取扱説明書に従い塗装してください。

ワックス

ウレタン塗装品の場合

ウレタン塗装品は木材表面がコーティングされている為、特にワックスを使用しなくても保護されています。キズや汚れからの保護やツヤを出したい等の理由でワックスを使用する場合はウレタン塗装品に対応しているワックスをお使いください。
床材の汚れやすさやワックスの耐久性にもよりますが、一般住宅で半年から一年に一回程度、ワックスがけを行ってください。ワックスがけの前には床材表面の汚れやホコリ等をしっかりと除去してください。汚れが残っているとワックスの被膜に汚れが混入し、くすんでみえることがあります。ワックスを使用する際は布に少量含ませ、木目方向に薄く均一に塗ってください。ムラ防止の為、塗装後しばらく経過したら乾いたきれいな布で木目に沿い余分なワックスを拭き取ってください。

  • ワックスを多量に塗布しますと、製品の品質を損なう恐れがありますのでお止めください。
  • 寒い時期でのワックスがけや、塗装後に水などをこぼしますと、被膜の形成不良の原因となり、白化現象の原因となりますのでご注意ください。また、暑い時期でのワックスがけや、一度に広範囲のワックスがけを行うと、乾燥の差によるムラが発生しやすいので注意してください。
  • 必ず目立たない部分で試し塗りを行い、問題がないことを確認して使用してください。
  • 上記は一般的な手順ですが、正確な手順については各ワックスメーカーにお問い合わせいただき、ワックスの取扱説明書に従い使用してください。
  • 三層・複合フローリングにワックス剥離剤を使用しますと、木口より剥離剤が浸透し、表層単板等に使用している接着と化学反応を起こし剥離する可能性がありますので、使用は避けてください。

自然塗装品の場合

自然塗装品にワックスを使用する場合、現在塗装してある塗料に適合したワックスを使用してください。
ワックス掛けの前に、床材表面の汚れやホコリ等をしっかりと除去してください。
ワックスを使用する際は布に少量を含ませ、木目方向に薄く塗りのばしてください。
ムラ防止の為、塗装後しばらく経過したら乾いたきれいな布で木目に沿い余分なワックスを拭き取ってください。
ワックスをかける頻度は、床の状況によって変わります。 一般住宅は年に一度、幼稚園等の施設は月に一度、大規模な施設等では週に一度を目安としてください。

  • 上記は一般的な手順ですが、正確な手順については各ワックスメーカーにお問い合わせいただき、ワックスの取扱説明書に従い使用してください。